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54.経営事項審査と入札参加資格申請

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54.経営事項審査と入札参加資格申請

2021年06月14日
54.経営事項審査と入札参加資格申請

 

 

建設業許可を取得すると、公共工事などの入札に参加できるようになります。

入札に参加するには、「入札参加資格」を取得しなければなりません。

入札参加資格を取得するまでの流れを見ていきましょう。

 

 

 

決算変更届&経営事項審査

 

建設業許可を取得すると、毎年、事業年度終了時毎に「決算変更届」を役所に提出します。

入札に参加したい場合は、この時に、「経営事項審査」というものを受けなくてはなりません。

「経営事項審査」(以下、経審)とは、その事業所の決算日時点での、経営状況や経営規模などを客観的な審査を受けることです。

自己資本の額や、利益額、技術者の数などを申告し、その企業の体力を総合的に審査され、点数(点数によるランク付)がつけられます。その点数が、公共工事を発注する際の判断基準になります。

大阪の場合、経審を受けると、申請書を受理し、補正などが解消されてから22日程度で結果が発送されます。

 

 

経審結果

このような「経営規模等評価結果通知書 総合評定値通知書」というものが送られてきます。

 

 

入札参加資格

 

経審が終わり、結果通知書を受け取ると、次は入札参加資格申請の手続きに入ります。

入札参加資格申請は、各省庁、自治体ごとに行います。例えば、大阪府で入札参加資格申請をすれば、大阪府が発注している工事、大阪市で入札参加資格申請をすれば、大阪市が発注している工事の入札に参加できます。

大阪府の入札参加資格登録には、

「建設工事競争入札参加資格」、
「建設工事一般競争入札(特定調達契約)参加資格」、
「経常建設共同企業体入札参加資格」
の3種類があります。

建設工事競争入札参加資格 大阪府が発注する建設工事の競争入札(特定調達契約を除く。)に参加できます。
建設工事一般競争入札(特定調達契約)参加資格 政府調達に関する協定の取扱いに関し定められた、「地方公共団体の物品等又は特定役務の調達手続の特例を定める政令」による契約を対象とした、大阪府が発注する一般競争入札に参加できます。
予定価格が23億円以上の国際競争入札となります。
経常建設共同企業体入札参加資格 大阪府が発注する建設工事競争入札(特定調達契約を除く。)に参加できます。
建設工事競争入札参加資格者名簿に登録されている者から構成され、継続的な協業関係を確保することにより、経営力・施工力を強化する目的で結成された建設共同企業体である必要があります。

 

 

入札参加資格申請の流れ

 

以下は大阪府の「建設工事競争入札参加資格」の「随時申請」の「新規」の場合の流れになります。

大阪府の場合、電子申請と書類の郵送になります。

 

➀ 【建設工事等】入札参加資格登録 

         ここにアクセス

入札参加資格資格申請➀

↑ここの「電子申請」というところをクリックすると

 

 

➁大阪府 電子申請システムが開きます。

ここの「建設工事」をクリックします。

 

入札参加資格申請➁

 

③大阪府建設工事競争入札参加資格審査申請というページが開かれます。

 

入札参加資格申請の流れ③

ここの「新規申請 (初めて登録する方)」をクリックします。

 

④大阪府建設工事競争入札参加資格新規申請という申請のページが開かれます。

※この電子申請はMicrosoft EdgeやGoogle Chromeなどには対応しておらず、Internet Explorerのみのようですので、申請はInternet Explorerで行いましょう。またその際に必要な環境設定がありますので、下記のページにある、クライアント環境設定マニュアルに従い、環境設定をしてください。

入札参加資格申請の流れ④

入札参加資格申請の流れ⑤

このように情報を入力していく欄が出てきますので、必要事項を入力していきましょう。

最後まで入力し、入力事項に間違いがないか確認し終わったら、申請ボタンをクリックし、申請が完了します。

申請データが送信完了すると

入札参加資格申請の流れ⑦

この画面になります。

ここの「ユーザーID」と「パスワード」は、今後、申請の進捗具合の確認などに必要なので、必ず印刷するか、メモするなどして、保存しましょう!

 

⑤メールが届く

電子申請が完了すると、大阪府から「【大阪府電子申請システム】 申込み到着のお知らせ」というメールが、申請時に登録したメールアドレスに届きます。

これで電子申請による入札参加資格申請は終了です。

 

⑥書類を郵送する。

電子申請が終了すると、速やかに必要書類を郵送しましょう。

「新規申請」の場合の、申請者全員が必ず提出する書類が以下のものです。

 

   書類名 形式 備考
1 郵総書類一覧表 様式指定 ・チェックリストで必要書類を確認し、提出書類の一番上に添付
2 府税(全税目)の納税証明書
【大阪府の府税事務所が発行】
原本or コピー

・「府税及びその附帯徴収金について未納の徴収金の額はありません。」と記載された証明書
※請求証明事項は、「府税及びその附帯徴収金について未納の徴収金の額のないこと」
※徴収金の種類は、「全税目」

・発行後3ヶ月以内のもの

3 消費税及び地方消費税の納税証明書
【税務署が発行】
原本or コピー

・消費税及び地方消費税について未納がないことの証明書

・証明書の種類は「その3」(「その3の2」「その3の3」でも可)
※証明を受けようとする税目は、「消費税及び地方消費税」
※「その1」の提出は不可
※電子納税証明書(電子データ)の提出は不可

・発行後3ヶ月以内のもの

4 経営規模等評価結果通知書・総合評定値通知書(経営事項審査結果通知書) コピー ・有効な最新のもの

※2の府税(全税目)の納税証明書は、建設業許可申請や決算変更届に添付する納税証明書とは異なりますので、請求誤りのないよう注意しましょう。

※消費税及び地方消費税の納税証明書は、申告所得税や法人税の納税証明書ではないので注意しましょう。

 

他、条件に応じて必要書類が異なってきますので、建設工事競争入札参加資格で確認できますので、間違いのないよう書類を揃えて郵送しましょう。

提出先は、

〒540-8570 
大阪市中央区大手前2丁目
大阪府総務部契約局 総務委託物品課 資格審査グループ

です。封筒貼り付け宛名用紙というものがダウンロードできますので、そこに必要事項を記入し、封筒に貼り付けて郵送しましょう。

 

その後、大阪府の方で、電子申請した内容と、郵送した書類で審査をし、入札参加資格の認定が行われます。

 

以上が大阪府の入札参加資格申請の申請までの流れです。

 

弊所でも、決算変更届・経営事項審査~入札までサポートしておりますので、気軽にお問い合わせください。

 

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